建売住宅にお住まいの方は分かると思いますが、
「これ、いらないな~」というものが、
案外多いなと感じませんか?
例えば、今回ご紹介するような、
お風呂場にあるカウンターです。
カウンターがある方が、
見た目はいいかもしれません。
ただ、カウンターを使うのか?というと、
我が家では、全く出番がなく…。
掃除の手間を考えたら、ない方がいいと、
結論に達しました。
というわけで、
お風呂の棚(カウンター)の外し方と、
その後の処置についてお話します。
お風呂の棚を外そうと決意した理由
写真を取り忘れてしまったのですが、
我が家のお風呂はこんな感じです。

我が家は、アーネストワンなので、
この写真と全く同じのお風呂です。
今回、取り外しをした棚というのが、
赤枠で囲った部分の事です。

LIXIL(リクシル)のバスルームで、
まる洗いカウンターがついています。
このカウンターは、我が家では、
一切使っていませんでした。
シャンプーなどのホルダーは、
鏡の横に備え付けられています。
お風呂のものを少なくしているので、
使い道もなく、持て余していました。
持て余すだけならいいのですが、
棚がある事でのデメリットもあったため、
取り外す事にしたのです。
棚を取り外した理由
- シャワーの高さによっては、棚とシャワーホースが干渉する。
- 棚に水勾配があるものの、水が溜まっている事が多い。(湿気、カビの原因)
- 障害物になるので、壁が洗いにくい。(棚の下に汚れがたまりやすい)
我が家のシャワーホースに削れた部分があり、
このままだと危ないな、と感じていました。
※おそらく、棚との干渉が削れの原因。

あとは、掃除の手間ですね。
棚の下は、掃除がしにくい部分なので、
石鹸カスなど汚れが残りやすく、
衛生面でもよくありませんでした。
何よりも、そこそこの重量があるので、
取り外しての掃除が大変なんです。
掃除のたびに、棚の取り外しをするとなると、
面倒で掃除の回数は減るでしょうね。
新築の今は、きちんと掃除をしていますが、
5年、10年経ったとき、きれいな状態を
維持できるのかというが自信がありません。
なら、取り外して、掃除をしやすく、
綺麗な状態を簡単に維持できるようにしよう!
というシンプルな理由です。
お風呂の棚を外していこう
わかりにくいのですが、
こちらがお風呂の棚を取り外した画像です。

では、ここからは棚の外し方を、
写真を交えてご紹介します。
まず、バスルームのカウンターは、
一般的に、ネジで固定されています。
そのため、棚を外す前に、
必要な工具を用意しましょう。
棚を支える受けは、ねじと
コーキングボンドで止められています。
※通常はねじの錆防止の観点から、カバーで隠れています。
カバーは手で取り外せますので、
カバーを外して、ねじを取っていきます。
ねじを取り外せたら、コーキングの除去です。
コーキングは非常に頑固ですので、
手では取る事はできません。
スクレーパーというへらを用意して、
壁についているコーキングを、
慎重にこそぎ落としていきます。
コーキングを落とす事ができたら、
最後に、ねじ穴を防水素材のボンドで、
しっかりと埋めていきます。
穴の中に水が入ったり、湿気がたまると、
腐敗やカビの原因となり、浴室壁の強度が落ち、
張り替える必要が出てくるためです。
難しく書きましたが、誰でもできるほど、
簡単な作業ですから、ご安心ください。
さて、画像を見ながら作業をしていきましょう。
お風呂の棚を外す作業:用意したい必要なアイテム
特別な職人さんが使う道具は一切不要です。
私が用意したアイテムは下記のとおりです。
1,000円以内に収められます。
ホームセンターよりも、
アマゾンの方が安い事が多いので、
急ぎではない場合は、アマゾンがおすすめです。
お風呂の棚を外す作業:棚を取り外す手順
STEP.1:まる洗いカウンターを取り外す
カウンターは受けに乗っているだけなので、まずは取り外します。
棚を取り外して受けだけにする STEP.2:受けのねじを外す
棚受けのカバーを取り外して、ねじを外していきます。
受けのカバーを外して、ねじを見えるようにする STEP.3:コーキングをきれいにする
棚受けは、ねじ以外にコーキングで取り付けられています。
これを取っていきます。コーキング除去はなかなか大変ですが、
スクレーパーでこそぎ落としましょう。メラニンスポンジがよかったという意見もありますが、
表面が研磨され、色落ちする可能性があるため自己責任で。白いシリコン状のボンドのようなもの。 STEP.4:ねじ穴をバスコークで埋める
ねじ穴をそのままにすると、水や湿気によって腐ります。
そうならないために、きっちり穴を埋めます。
バスコークは、12時間くらいで硬化するので、
お風呂に入った後に作業をするといいかもしれません。
これで、棚の取り外し作業は完了です。
大体15分から20分くらいの作業です。
掃除もしやすくなりますし、
お風呂も広く感じられますよ。
取り外した棚はフリマアプリでお金にしよう
今回、私が取り外したパーツは、
LIXIL純正のまる洗いカウンターです。
調べてみると、メーカー定価で3万円程します。
なかなか高額なんですよね。
欲しいと思っている方もいます。
棚と受けをできる範囲できれいにして、
メルカリに出品して、
2週間くらいで売れていきました。
半年くらい使ったものでしたが、
5,000円くらいで売れた記憶があります。
今回の作業にかかった費用以上の、
売上を作る事ができますし、
家族でご飯に行けるくらいのお金にはなります。
なかなか大きいので、一般ゴミでは出しずらい。
処分するにも困るアイテムです。
捨てちゃうのはもったいないので、
フリマアプリを活用していきましょう!
棚などの詳細は、引き渡しの時にもらえる、
メーカーカタログを確認してみてください。
思わず金額になるかもしれません。
お風呂の棚を取り外したのまとめ
注文住宅じゃないので、
いらないものがあるという事は、
どうしようもない事は分かっています。
とは言え、作っている段階の場合は、
取付の選択ができるといいですよね。
今回、お風呂場の棚を取り外しましたが、
次は、鏡を取り外したいと思っています。
鏡もなければ問題ありませんし、
水あかなどでどんどん汚くなっていき、
見た目がよろしくありません。
現状では、まだきれいな状態ですが、
これも、数年たてば変わり果てるでしょう。
引き続き、自分の好きな形に、
家をカスタムしていきます。
建売に住むのなら、
自分の好きな形にカスタムする!
という形で楽しめるといいですね。