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【DIY初心者でもできる!】洗濯機の蛇口交換ガイド/戸建て住宅(アーネストワン編)

この記事は、PR/広告を利用しています。

新築で購入した建売住宅についていた、
洗濯機用の蛇口交換をしたので、
その時の様子を記録しておきます。

交換後、2年近く経過していますが、
水漏れもなく、問題も起こっていません。

DIYで蛇口交換を検討中の場合は、
参考にして頂ければと思います。

この記事では、準備、交換、Q&Aの、
3部構成でお伝えしていきます。

蛇口交換DIY:

DIY難易度(作業工程)は、それほど難しくありません。

ただ、水漏れ等、素人DIYでは
対応できないリスクも伴いますので、
不安がある場合は、プロへ依頼しましょう。

洗濯機用の蛇口を交換した理由

アーネストワンのクレイドルガーデンシリーズの、
戸建てを購入しましたが、
標準装備の蛇口の機能がよろしくない…。

洗濯機用の蛇口って、
下記の機能が付いている事が一般的です。

洗濯機用蛇口に欲しい機能

  • 止水栓(止水弁=給水ホースが外れないようにするストッパー)が付いている
  • 止水栓(止水弁)が外れても、水が出ない、逆止弁機能付き

我が家の蛇口には、これらの機能がなく、
蛇口の先端が給水ホースに対応した
ニップルに変わっただけの普通の蛇口。

我が家の標準蛇口

止水栓もなし、逆止弁機能もなし…。

仮に、洗濯機のホースが外れてしまったら、
水道代、部屋を回復させる費用等、
とんでもない金額が必要
になってきます。

洗濯機を修理してくれた家電メーカーの方にも、
この蛇口はお勧めできないので、
早急に交換するように言われたほどです。

安価な建売の宿命ですよね。
というわけで、DIYで交換する事にしました。

洗濯機蛇口交換に挑戦!DIY初心者でも安心の準備編

我が家は、新築でしたし、
蛇口を購入した時期も購入から2年後くらい、
まだまだ劣化が少ない状況
です。

変えよう変えようと思いながら、
2年間も放置していました…。

使用期間が長い場合は、
蛇口が劣化している可能性が高く、
DIYでの交換が難しいケースがあります。

蛇口部分の固着を取るために、
力を入れて蛇口を取り外すと、
配管を破損させてしまう可能性があります。

DIYでの交換に挑戦してみて、
蛇口が取れない場合は、
無理をしないようにしてください。

さて、ここから準備編という事で、
必要なもの等をご紹介していきますが、
準備で8割決まります。

事前の段取りが良ければ、サクッと終わるので、
ぜひ、下記の内容を参考にしてみてください。

準備1:必要な道具と材料を揃えよう

まずは、蛇口交換作業に必要な、
道具と材料を揃えましょう。

交換作業に必要な道具と材料

  • 交換する洗濯機用の蛇口:念のため取付径の確認を
  • シールテープ:蛇口からの水漏れを防ぐテープ
  • モンキーレンチ:蛇口を取り外す際に使用
  • 水が受けられる容器:蛇口内に水が残っているため
  • 雑巾:水を拭き取れるように
  • 養生シートやバスタオル:洗濯機を動かす必要がある場合は必須

上記の必要な道具は、
全てホームセンターで揃えられます。

ただ、蛇口に関しては、種類が少ないです。

最寄りのホームセンター(田舎なのでデカい)でも、
2~3種類程度しか置いておらず、
デザインにこだわるのならネットがおすすめ。

私はAmazonでこちらを購入しました。

リクシル LF-WJ50KQA

コンパクトで、スッキリした見た目。

蛇口が突き出していないので、
場所の制約があった場合にも、
活躍する事ができるデザインです。

また、長く使うものですから、
少々高くても品質がある程度担保された、
日本メーカー品を選びました。

蛇口のデザインにこだわりたい場合は、
Amazonをおすすめします。

洗濯用の蛇口を見る

他の道具に関しては、
ホームセンターが最安だと思います。

探すのが面倒だ!という場合は、
Amazonでそろえてしまいましょう。

準備:2水漏れトラブルを防ぐ!事前確認事項

次に、作業を進めるために、
事前に把握しておくべきことを確認します。

水道の元栓、止水栓の位置の確認

今回の蛇口交換作業は、
水道の元栓、もしくは止水栓を閉めて行います。

私は元栓を閉めて作業を行いました。

元栓を閉めると家全体の水が使えないので、
なるべく短時間で終わらせるためにも、
最終確認をしておく事をおすすめ
します。

まずは、元栓、止水栓の場所を確認しましょう。

戸建ての場合は、水道の元栓は、
水道メーターの確認をしやすいよう、
道路の近くに設置される事が多いです。

私の家でも、道路に近い駐車スペースにありました。

量水器と書かれているふた

元栓のふたが結構硬くて、
手では空けられなかったため、
マイナスドライバーをひっかけてこじ開けました。

バルブを回せば元栓を閉められます

あとは、栓のレバーを回せば、
家全体の水を止める事ができます。

洗濯機の給水ホース&排水ホースの接続の確認

洗濯機用の蛇口交換をする際に、
洗濯機の給水ホースを取り外す必要があります。

また、洗濯機を移動させる必要がある場合、
排水ホースも取り外す必要があります。

接続自体、非常に簡単で難しくありませんが、
どういうふうに接続されていたかを、
事前に確認しておく事をおすすめします。

作業のイメージトレーニングをする

そんなの必要ないでしょ!?
と思われそうですが、
作業工程のイメージは重要です。

作業工程を理解しておくだけで、
その後の作業の進み具合は、
格段にスムーズになる
と断言します。

YouTubeで「蛇口交換」と検索して、
動画を探してみてください。

バカにされるかもしれませんが、
未知の経験に対して、理解しておく事は、
おすすめの準備です。

今回の蛇口交換に限りませんが、
私は、事前のイメージトレーニングは、
絶対に行っています。

いざ実践!洗濯機蛇口交換の手順

準備編では、必要な道具や材料、
事前確認事項についてご紹介しました。

いよいよ実践です。
洗濯機用の蛇口交換の手順を詳しく解説します。

流れとしては下記のとおりです。

  • 元栓、止水栓を閉めて、水を止める
  • 洗濯機を移動させる(必要な場合)
  • 蛇口を取り外す
  • 新しい蛇口を取り付ける
  • 水漏れがないか確認する
  • 洗濯機を元に戻す(移動させた場合)
  • 洗濯機を動かして、水漏れの確認をする

という工程で作業を進めます。

ステップ1:水道の元栓、止水栓を閉める

作業前に、水を止めます。

私は元栓を閉めましたが、
止水栓で対応できる場合は、
そちらでも問題ありません。

先ほどの画像と重複しますが、
このような画像のふたを探してみてください。

このふたの中に、元栓があります。

バルブを回せば元栓を閉められます

念のため、しっかり止まったのか、
確認する事をおすすめします。

ステップ2:洗濯機を移動させる

ステップ2に関しては、
必要な場合のみの作業です。

私の場合、作業スペース確保のため、
洗濯機下の掃除をするために、
洗濯機を動かす事にしました。

洗濯機の電源を切り、アースを含めて、
コンセントを抜きます。

移動で電源コードを破損しないように、
電源コードは、洗濯機にテープ等で、
固定しておくといいですね。

続いて、給水ホースを取り外しますが、
ホース内に水が残っているので、
バケツなどの水受けを用意しましょう。

移動が必要な場合は、
給水ホースだけではなく排水ホースも、
取り外す必要があります。

排水ホースも給水ホース同様に、
水が残っている可能性があるため、
注意してくださいね。

ホースの取り外しは非常に簡単です。

排水と配管をクリップでつないでいるだけなので、
クリップを外して、ホースを取りましょう。

ステップ3:古い蛇口を取り外す

蛇口は、配管に対して、
ねじの要領で取り付けられています。

根元の部分の、ねじピッチが見えますよね?

ぐるぐる回してあげれば、
蛇口は簡単に外せます。

新築や築浅の場合は、手で回せるでしょう。

蛇口が配管と固着している場合は、
モンキーレンチを使って、
徐々に力をかけていきます。

取り外しの際に、配管の中に残水があるので、
床が濡れないようにタオルや雑巾等で、
蛇口の根元を押さえながら取り外すといいです。

ただし、取り外しに力が必要な場合は、
DIYをあきらめて、プロに依頼したほうがいい
でしょう。

配管を痛めてしまった場合は、
配管の再設置が必要になるため、
絶対に無理をしないようにしてください。

失敗した時のダメージの方が、
はるかに大きいので、無理厳禁です。

ステップ4:新しい蛇口を取り付ける

新しい蛇口の取付をしていきます。

まずは、蛇口のねじピッチ部分に、
シールテープをぐるぐると巻いていきます。

水漏れ防止のシールテープ

シールテープは、ねじピッチの山に対して、
ぐるぐると巻いていきましょう。

私は水漏れにビビってしまって、
結構多め(5~6周)にシールテープを巻きました。

巻きすぎると、蛇口の取付ができなくなるので、
多少多めくらいを目安に巻くといいでしょう。

シールテープは、パッキンの役割をするので、
雑に巻くと、水漏れの原因となる
ため、
しっかり丁寧に巻いておいてください。

新しい蛇口の取付が完了した段階で、
いったん元栓を元に戻して、
蛇口からの水漏れがないか確認します。

ここで、水漏れする場合は、

  • ねじ穴に対して、しっかりはまっていない
  • シールテープの貼り方が悪い
  • 蛇口と配管のねじピッチがあっていない
  • 蛇口と配管の径があっていない

このいずれかが原因と思われます。

どうにも、水漏れが治まらない場合は、
元の蛇口を取り付けておき、
プロに依頼するようにしましょう。

ここで無茶しても、いい事はありませんので。

ステップ5:洗濯機に取り付け、稼働させる

新しい蛇口の取付完了後は、
洗濯機に取付をして、動作確認をします。

給水と排水の確認のみでOKです。

チェックして、水漏れを確認できない場合、
これで交換作業は完了です。

蛇口の交換は完了です!

これで、蛇口交換DIYは完了です。
お疲れさまでしたー。

DIYで洗濯機用の蛇口交換のQ&A

今回、私はDIYで蛇口交換をした経験から、
ありそうな質問をまとめていこうと思います。

女性でも交換できますか?

作業自体は、問題ないと思います。

ただし、洗濯機を移動させる場合は、
女性一人では厳しいかなと思います。

どのくらいの時間かかりますか?

私の場合、洗濯機を移動させたため、
作業完了までに40分くらいかかりました。

蛇口だけの交換であれば、15分程度完了すると思います。

費用はどのくらいかかりますか?

DIYですから、材料費のみで済みます。

一部は、ホームセンターの方が安いですが、
蛇口などはネットの方が種類が豊富で安いです。

私のおすすめは、やっぱりAmazonですね。

洗濯用の蛇口を見る

私の場合、ホームセンターでシールテープ(100円程)、
INAXの蛇口が、3,045円(送料込み)でした。

専門の業者さんに依頼する場合、
おおむね10,000円~という費用が掛かります。

費用面を考えても、
やる気があるなら、挑戦してみる価値はありますね。

ただし、リスクも大きいと言えるので、
無理をしないようにしてください。

まとめ

蛇口交換のDIYをご紹介しました。

事前にしっかりと準備し、
手順通りに進めていけば、
安全に作業を進めることができます。

費用面を考えても、
チャレンジしてみる価値はあると思います。

チャレンジした結果、無理そうであれば、
そこでやめて、引き返す事も大切です。

安くできる反面、DIYはリスクが大きいです。

不安な場合は、無理せずに、
専門の業者に依頼することをおすすめします。