私の住んでいる家は、建売住宅でして、
最低限の設備はありますが、
欲しいもの、いらないものがあります。
価格が価格ですから、贅沢は言えません。
足りないものは、自分でつける、
いらないものは、自分で取り外す。
自分たち家族のが住みやすい環境にすべく、
手仕事を進めています。
今回は、お風呂のについている棚、
まる洗いカウンターを取り外した際の事を、
お伝えしていきます。
メリット多数ですので、
使わない・邪魔だなと感じていれば、
参考にして頂ければ幸いです。
お風呂の棚(まる洗いカウンター)は本当に必要?
まず、考えなければいけない事は、
その備品が本当に必要なのか?という事です。
いらないと思っていたけど、
日常生活を続けていく中で、
やっぱり必要だった…という事ありませんか?
私は、勢いでポイポイ捨てる性分で、
やっぱり必要だったと思いなおし、
買いなおす事が多々あります。
特に、家の備品はかなり高額ですから、
おいそれと買いなおす事は難しいのが現状です。
ぜひ、慎重にご検討ください。
我が家では、6ヶ月間使用しましたが、
家族全員「不要」という結論だったため、
お風呂の棚を取り外す事にしました。
カウンターの上に何かを乗せる事もなく、
本当に使う事がありませんでした。
取り外す前の写真を撮る事を、
うっかり忘れていましたが、
まったく同じものがついていました。
リクシル(LIXIL)のユニットバスで、
棚はまる洗いカウンターという品名です。
お風呂の棚を取り外したメリット
お風呂の棚の取り外しに関しては、
後ほどご紹介させて頂きますが、
まずは、メリットをお伝えしたいです。
- 掃除が圧倒的に楽になった
- シャワーホースへのダメージがなくなった
- 見た目がすっきりした
- そこそこ高く売れる(笑)
というメリットがあったと、
私は感じています。
お風呂の棚を取り外したメリット1:掃除が圧倒的に楽になった
我が家では、明確な役割分担は、
料理くらいなもので、
お互いが気が付けばやるという感じです。
私が、そこそこ几帳面できれい好きな事もあり、
掃除をする事が多くあります。
お風呂も仕事が早く終われば、
掃除しますし、休日は私の担当です。
…で、ここからが本題です。
先ほどのまる洗いカウンターは、
単純に掃除の分量が増えるだけでなく、
床、壁の掃除がしにくくなります。
石鹸カスなどがたまりやすくなるので、
定期的に取り外して掃除しないと、
カビで大変な事になるというわけです。
何よりも、カウンターが重いんですよ、これ。
家を購入して数年は頑張れますが、
5年10年経てば…ねぇ。
というわけで、綺麗なうちに、
取り外しを行いました。
障害物が一切なくなりましたので、
壁から床にかけて、ササっと掃除ができます。
特に、シャワーが付いている側の壁や床は、
水あかがたまりやすいので、
汚れを放置すると後が大変です。
取り外してよかったなー、としみじみ思います。
お風呂の棚を取り外したメリット2:シャワーホースへのダメージがなくなった
シャワーホースへのダメージが、
まる洗いカウンターが原因なのかは、
断言する事はできません。
…が、まる洗いカウンターが、
シャワーホースに干渉しており、
おそらく、ダメージの原因はこれ。
カウンターを取り外していこう、
新しい傷も見当たりません。
我が家は、小さい子供がいるので、
シャワーの位置を一番下まで下げるんですね。
その際に、シャワーホースと、
まる洗いカウンターが擦れてしまうため、
これがダメージの原因だと思われます。
純正のシャワーホースって高いですから、
大切に使っていきたいんですよね。
お風呂の棚を取り外したメリット3:見た目がすっきりした
私は、ミニマリストではありませんが、
あまりものを増やすのは好きではなく、
スッキリしていると気持ちがいいです。
まる洗いカウンターは、
大きく、圧迫感があったため、
取り外した事で、非常にスッキリしました。
浴室はあまり大きくありませんから、
必要最低限のものにとどめておきたいんです。
お風呂の棚を取り外したメリット4:そこそこ高く売れる
先ほどもお伝えしましたが、
メーカー純正の備品は高額です。
私の場合、まる洗いカウンターを、
半年間使いましたが、
それでも、5,000円くらいで売れました。
他にも、使う予定がなかった、
風呂ふた(LIXIL純正)も売りました。
こちらも、5,000円くらいだったかな?
今は、メルカリでもヤフオクで、
スマホがあればサクッと販売する事ができます。
本当に要らないという事であれば、
フリマアプリで売る事をおすすめします。
お風呂の棚を外し方と後処理の方法
特に難しい事はありませんが、
後処理をしっかりとしておかないと、
腐食する可能性が高くなります。
- 棚を外す
- ピス穴を埋める
たったのこれだけ。
重要な事は、ビスの穴を埋める事です。
穴が開いている場合は、
そこから水が入り、腐り、
建具がボロボロになるかもしれません。
なので、きっちり穴を埋める作業は、
必ず行っておきましょう。
お風呂の棚を外し方と後処理の方法1:棚と受けを取り外す
まる洗いカウンターの取り外し方法は、
非常にシンプルで簡単です。
棚を上に持ち上げるだけです。
棚を取り外すと、棚を支える受けがあります。
棚は、上に持ち上げると取れます。
取り外すと、下の画像のように、
棚受けが確認できます。
棚の受けは、すべてビスで止まっています。
特別な工具は必要なく、
プラスドライバー1つあれば、
すべて取り外し可能です。
ビスは、樹脂カバーで隠されているので、
樹脂カバーを取り外して、
1つずつビスを取り外していきます。
ビスの間から水が入らないように、
コーキングを打ってあると思うので、
ビスを外したらヘラで剥がしていきます。
個人的にはこの作業が一番大変でした。
コーキングが強力でなかなか取れないんですよね。
ヘラの刃を立てれば、取れるんですが、
壁に傷がつくんですよね。
お風呂の棚を外し方と後処理の方法2:ビスの穴を埋める
ビスの穴周りをきれいにできたら、
いよいよ、穴をボンドで埋めていきます。
穴の周りを付属のマスキングテープで覆い、
チューブの先端を穴に差し込み、
ボンドを流し込んでいきます。
ボンドが乾くと、水分が蒸発して、
肉やせと呼ばれる現象が起こります。
そのため、穴に対して、
目いっぱい流し込んでいきましょう。
ボンドの流し込みが終わったら、
付属のヘラで表面を整えて完了です。
マスキングテープをはがせば、
ボンドが壁につくことなく、
穴だけをきれいに塞ぐ事ができます。
使われていたコーキング材が、
かなり強力で壁を傷つける恐れがあったため、
若干残っちゃっていますが…。
私の場合、正面6ヶ所、
横4ヶ所の穴埋めをして、
取り外し作業は完了しました。
会社の昼休みにササっと自宅に戻り、
ササっと作業を行いましたから、
大体30分程度という感じでしょうか。
ボンドが硬化するまで、
約12時間ほどかかる思われますから、
固まるまで水をかけないようにしましょう。
そのため、お風呂に入った後に作業をすると、
翌日には固まっていますよ。
まとめ
お風呂の棚が邪魔だなーと、
感じてらっしゃる方の参考になれば、
とてもうれしいです。
お風呂場はいろいろ問題がありまして…
別の機会に、シャワーヘッド交換について、
記事をご紹介します。